ELSI NOTE

掲載日:2024年6月10日 最終更新日:2024年6月12日

ELSI NOTE No.43

大阪大学における全学DX推進施策のリスクアセスメント:顔認証入場システムのケース

執筆者:岸本 充生、田中 孝宣、水町 衣里、鈴木 径一郎、長門 裕介、カテライ アメリア、鹿野 祐介、井出 和希

執筆者からのひとこと

このELSI NOTEは、大阪大学における全学DX推進施策の1つである顔認証入場システムの試行導入に合わせて実施したリスクアセスメントについて、手法や手順、実際の経緯、その結果を記したものです。プライバシー影響評価(PIA)の実践例でもあります。これで終わりでなく、このアセスメント結果をもとに、多様なステークホルダーとの対話が継続的に求められます。

デジタル化をはじめとする新しい技術の導入が、大学だけでなく、企業や自治体などでも急速に進められています。そうした際には、事前に影響を受ける人は誰か、ネガティブな影響はないか等のリスクアセスメントを実施し、アセスメント結果を踏まえた対応を行うことが必要になるでしょう。本NOTEで紹介したケースが参考となれば幸いです。

大阪大学学術情報庫OUKA


研究一覧に戻る

ELSI NOTE一覧はこちら