ELSI NOTE

掲載日:2022年12月20日 最終更新日:2022年12月20日

ELSI NOTE No.24

量子技術のELSI(倫理的・法的・社会的課題)に関する文献紹介:2021~2022年を中心に

執筆者:岸本 充生、長門 裕介
※本ノートの作成は、大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSI センター)と株式会社メルカリとの共同研究の一環として行ったものです。

執筆者からのひとこと

量子技術は、AIやバイオなどと並んで、経済成長の面からも経済安全保障の面からも期待や注目が高まっています。他方、実用化されているケースはまだ少ないため、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)が顕在化していない段階です。ELSIは本来こうした段階から技術の発展と並行して進められるべきものであり、実際、グローバルには2021年あたりからELSIに関する議論が始まっており、学際的な共同プロジェクトも生まれつつあります。本ノートは12件の先行事例を紹介したものです。国内でも量子技術のELSIに関する議論を本ノートを起点に進めていきたいと思っています。

大阪大学学術情報庫OUKA


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