ELSI NOTE

掲載日:2022年11月26日 最終更新日:2022年11月26日

ELSI NOTE No.23

オンラインを含めた「対話の場における倫理」の確立に向けて ~哲学対話の理論と実践~

執筆者:鹿野 祐介、原 健一
※本ノートは、ELSI 共創プロジェクト研究活動費「対話における倫理 ―オンライン時代のコミュニケーションにおけるELSI と課題解決に向けたガイドラインの提⽰―」(研究代表者:⿅野祐介)の⽀援を受けて作成されたものです。

執筆者からのひとこと

哲学対話の場が安全であることは誰もが望むことであるにもかかわらず、それほど容易に実現できるわけではありません。しかし、コロナ禍において、哲学対話にもオンライン化の波が押し寄せ、参加者層や参加形態も以前より複雑化したことで、哲学対話の場を参加者が安心して参加できる安全な場として実現することがいよいよ難しくなりました。

そこで、本ノートでは、哲学対話の場の安全性を考察するため、対話の場における安全性を主題として、哲学対話の先行実践調査および対話実践を通じた安全性の実地検証を行いました。また、哲学対話の安全性をもたらす方法論についても検討を行いました。

哲学対話をはじめ、参加者が安心して参加できる安全な対話の場を検討するための一助になることを願っています。

大阪大学学術情報庫OUKA


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