出版物・論文

『紛争解決のためのシステム開発法務ーAI・アジャイル・パッケージ開発等のトラブル対応』


共著者の西村友海特任助教からのコメントです。

本書はシステム開発を業とする事業者(いわゆるベンダ)に対してシステムを発注する際に締結される契約(システム開発契約)に関連する法的な問題を整理し、法務的な知識を中心としながらシステム開発プロジェクトの失敗を予防するためのノウハウについてまとめたものです。

本書はいわゆる「実務書」であり、その一番の売りはもちろん、共著者の松尾先生の有するシステム開発紛争・システム開発法務についての知見に裏打ちされた、実務書としての信頼性です。とはいえ、システム開発契約はソフトウェア工学の知見と法学の知見の両方がしっかり活用される素地のある分野ですので、私としては関連する分野をやっている方々が参入してくれるきっかけにもなれば、との思いも込めて執筆に参加しております。そういった方にもぜひ手にとっていただきたいと思います。


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