ELSI NOTE

掲載日:2021年12月10日 最終更新日:2022年7月22日

ELSI NOTE No.14

操作(manipulation)の倫理学:論点の概観

執筆者:石田 柊
※JST社会技術開発センター『人と情報のエコシステム』領域「脳情報科学領域との熟議を通じたテクノロジーアセスメント実践」(研究実施者:標葉隆馬)の一環です。

執筆者からのひとこと

神経科学・脳科学の研究の進展とともに、研究とその応用における倫理的課題が各国で論じられています。その主要トピックの一つに「操作(manipulation)」があります。これは「強制」と似ているのですが、「強制」よりも様々な形で生じ、また「強制」とは違った独自の問題を引き起こします。「操作」の倫理的課題は国内ではこれまで明示的に論じられてきませんでした。本ノートでは、「操作の倫理学」について英語圏で展開されてきた議論をまとめ、論点を抽出・整理しました。

PDF(992 KB)

大阪大学学術情報庫OUKA


研究一覧に戻る

ELSI NOTE一覧はこちら