教育プログラム・ツール

  • 2023年11月27日 掲載

インパクトアセスメントツール「モラル IT デッキ」

概要

「モラル IT デッキ」は、Lachlan D. UrquhartとPeter J. Craigonによって開発されたインパクトアセスメントツール“Moral IT-Deck”を日本語化したものです。

このツールは、科学技術が社会にもたらす様々な影響を、対話を通じて評価・検討するために用いることを想定して開発されました。

 

 

教材

インパクトアセスメントツール「モラル IT デッキ」の構成は次の通りです。

「モラル IT デッキ」
カードデッキ(PDF:9.5MB)*L判サイズでの印刷推奨
エースカード(PDF:64KB)*L判サイズでの印刷推奨 (2024/3/12 追加)
ナラティブカード(PDF:180KB) *L判サイズでの印刷推奨 (2024/3/12 追加)
アセスメントボード(PDF:831KB)*A1サイズでの印刷推奨
アセスメントの進め方ガイド(PDF:1.1MB)*L判サイズでの印刷推奨
・「モラル IT デッキ」の使い方 *準備中

制作者など

・企画・制作:鹿野 祐介、水町 衣里、肥後 楽、武田 浩平
・デザイン・イラスト:アトリエ・カプリス
・公開:2023年11月

本ツールの制作にあたっては、公益財団法人トヨタ財団特定課題プログラム「先端技術と共創する新たな人間社会」「『MELSIT』というヴィジョン―領域横断的な『ELSI人材』モデルの共構築と人材育成 の協働設計― 」(研究代表者:鹿野祐介)、ならびに、大阪大学社会技術共創研究センター2022年度「ELSI共創プロジェクト研究活動費」「多角的インパクトアセスメントの方法論の構築とアセスメントツールの開発」(研究代表者:鹿野祐介)の支援を受けています。

ご利用にあたって

「モラルITデッキ」(英語名: “Moral-IT Deck (Japanese version)”)は、オリジナル版“Moral-IT Deck”を翻訳し、デザイン等に改変を加え、日本語化したものです。「モラル IT デッキ」(カードデッキやアセスメントボードなど)は、オリジナル版“Moral-IT Deck” 同様に、クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 4.0 国際ライセンス(CC BY-NC-SA)の下で公開しています。

“Moral-IT Deck (Japanese version)” © 2023 by Yusuke Shikano, Eri Mizumachi, Konomi Higo & Kohei Takeda. is licensed under CC BY-NC-SA 4.0

 

 

 

 

オリジナル版“Moral-IT Deck”は、Lachlan D. UrquhartとPeter J. Craigonによって開発・公開されています。

“Moral-IT Deck” © 2020 by Lachlan Urquhart & Peter Craizon. Horizon Digital Economy Research Institute. is Licensed under CC BY-NC-SA 4.0

備考

「モラルITデッキ」の概要、開発の目的、使い方などを記載したELSI NOTEを公開しています(2024年2月1日追記)。

ELSI NOTE No.37「インパクトアセスメントツール “The Moral-IT Deck” の日本語化とワークショップの方法」
https://elsi.osaka-u.ac.jp/research/2644

 

活用事例(2024年10月31日現在):

・大阪大学全学共通教育科目(基盤教養教育科目)「課題から考える知と社会のコミュニケーションデザイン」(2023年度実施)

・大阪大学COデザインセンター 集中講義「倫理的・法的・社会的課題(ELSI)入門:実践編」(2023年度実施  & 2024年度実施)

・大阪大学 全学共通教育科目(学問への扉)「科学技術と社会の将来を考える」(2023年度実施 & 2024年度実施)

・大阪大学 FDプログラム「科学技術のELSI(倫理的・法的・社会的課題)と責任ある研究開発を検討する実践的協働の手法」(開講部局:大阪大学COデザインセンター)(2024年度実施

など


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