人材育成・社会貢献
阪大院生ゼミナールカフェ vol.8 「本人と支援者の相互エンパワメントの可能性を探る〜ソーシャルワーカーと院生の二足の草鞋で考える 障がい福祉の援助実践〜」(3/10)
大阪大学 学際大学院機構が開講する科目「研究方法とアウトリーチのデザイン」(担当教員:村上 正行、浦田 悠、肥後 楽、田尾 俊輔)の一環として、担当教員がカフェマスターとして主催するアウトリーチを「阪大院生ゼミナールカフェ」というタイトルで毎年開催しています。
阪大院生ゼミナールカフェ vol.8 の発表者は、地域にいるソーシャルワーカーたちが、傷つき揺らぎあうことも避けられない感情労働のなかでも、「生きづらさや、痛みや苦しみの経験を強さや相手を思いやる力に変容させていく本人の生き様」と、「援助実践」を通して、本人と支援者それぞれが、「搾取的」「支配的」「依存的」ではない仕方で「相互にエンパワメントされる関係性はある」と確信しており、その関係性の成り立ちを明らかにするため、現職のワーカーとして研究を志しました。
今回は「地域における相談援助実践や関わり」「研究と仕事の2足の草鞋の実際」について話題提供した後、参加者のみなさまと「支援するーされるを越えた関係性」や「働きながら学ぶこと」について語り合いたいと思います。
■ 開催日時
2024年3月10日(月)19:00-20:00
■ 対象
地域・一般の方
テーマに関心のある方
■ 会場
大阪大学中之島センター 5階
■ 申し込み
事前申し込みが必要です。以下のGoogle formsから必要事項の入力をお願いします。
https://forms.gle/iJSAViqAG1XCFrzH9
*先着10人、定員に達し次第受付終了
■ 発表者
松岡 由美
大阪大学大学院人間科学研究科 哲学と質的研究 修士課程(社会福祉士/防災士/公認心理師)
■ ホスト
朴 炫宣
大阪大谷大学 薬学部 薬学教育支援・開発センター 准教授
■ カフェマスター
村上 正行
大阪大学 全学教育推進機構 教授
■ 協力
大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)