人材育成・社会貢献
【対象者限定】2024年度 琵琶湖博物館 研究倫理研修「博物館の諸活動における倫理的・法的・社会的課題(ELSI)」(11/28)
2024年11月28日に大阪大学ELSIセンターが共催する研究倫理研修が行われます。
2024年度 琵琶湖博物館 研究倫理研修
博物館の諸活動における倫理的・法的・社会的課題(ELSI)
近年、先端科学技術の社会実装に伴う倫理的・法的・社会的課題(ELSI : Ethical, Legal and Social Issues)をめぐる議論が活発化しており、更に先端科学にとどまらず、全ての研究分野でも取り組むべき課題として意識され始めている。例えば昨年開催された総合地球環境学研究所の「展示対話ELSI研究会」では、研究成果の知的財産権、フィールドワークによる調査地被害、展示が社会に与える影響について議論が交わされた。市民、学校、企業、行政機関など多様なステークホルダーと協働して研究を行っている琵琶湖博物館の活動をより適切に推進するためには、ELSIに対する理解を深めることが必要と考えられる。そこで今回の研究倫理研修では、博物館における研究調査、交流、情報発信、資料整備、展示などの諸活動において、どのようなELSIがあり得るかをグループワークを通じて探求する場とする。
■ 日時
2024年11月28日(木)13:30〜15:30
■ 実施場所
滋賀県立琵琶湖博物館 セミナー室
■ 対象
滋賀県立琵琶湖博物館 関係者など
■ 講師
岸本 充生(大阪大学ELSIセンター センター長)
鈴木 径一郎(大阪大学ELSIセンター 特任助教)
鈴木 美香(大阪大学研究オフィス/ELSIセンター 講師)
水町 衣里(大阪大学ELSIセンター 准教授)
■ スケジュール
13:30-14:00 ミニレクチャー「ELSI/RRIとは?」&コメントへのフィードバック
岸本 充生(大阪大学ELSIセンター センター長)ほか
14:00-14:05 グループワークの趣旨説明
14:05-14:50 グループワーク「博物館の諸活動おける倫理的・法的・社会的課題を洗いだす」
14:50-15:10 グループでの議論の内容を発表
15:10-15:30 グループワークを受けてのコメント、総合討論
■ 主催
滋賀県立琵琶湖博物館
■ 共催
大阪大学社会技術共創研究センター(ELSIセンター)