人材育成・社会貢献
中之島芸術センター・ELSIセンター共創企画「アート×ELSIを考える vol.3」(5/20)
大阪大学ELSIセンターでは、新規科学技術の研究開発や社会実装において顕在化しうる倫理的・法的・社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)を早期に見出し、研究開発と並行してELSIに取り組んでいくことをミッションの1つに掲げています。
また、大阪大学中之島芸術センターは、芸術を「慰め」や「気晴らし」ではなく、想像力・構想力として捉え直し、またそれらを新しい知のあり方と結びつけ、世界が今ある姿だけではないと思い直すための活動を展開しています。
この共創企画は、多様な他者との関わり合いの中で、科学技術と社会、芸術と社会をつなぐ活動をそれぞれ展開する2つのセンターが、「アート×ELSI」をキーワードとした新たな研究領域を拓くことを目指して開催されます。
第3回となる今回は、デジタルクローン開発者、作曲家の米倉 豪志氏をゲストに迎え、「機械による生成が芸術として成り立つのか?」「機械による機械のための芸術は、人間にとっても芸術なのか?」などの問いについて検討します。
■ 開催日時
2024年5月20日(月)17:00-19:00
■ 対象
今回の研究会は、招待制です。
■ 会場
大阪大学中之島センター 3階スタジオ
*ハイブリッド開催を予定しております。
■ プログラム(予定)
17:00-17:10 趣旨説明
伊東 信宏(大阪大学中之島芸術センター センター長)
17:10-18:00 基調講演「芸術と機械」
米倉 豪志氏(AI、デジタルクローン開発者、経営者、作曲家)
18:00-18:05 休憩
18:05-18:25 コメンテーターからの質問
田中 均(大阪大学中之島芸術センター 副センター長、芸術共創部門長)
肥後 楽 (大阪大学社会技術共創研究センター 特任助教)
18:25-19:00 全体討論
■ 主催
大阪大学 中之島芸術センター
大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)
*本共創企画は、大阪大学中之島芸術センターの基幹事業の1つである「AIと芸術の創作・評価」研究会の一環として開催します。