人材育成・社会貢献
分子ロボット倫理シンポジウム「分子ロボットELSI論点モデル・ライフコースモデルの先へ:科学コミュニケーション実践をつうじた論点モデルの構築」(2/24)
大阪大学ELSIセンターを拠点として行われている共同研究プロジェクト「分子ロボットロードマップ構想に向けた分野間・国際間共同研究」(代表:標葉隆馬)では、分子ロボット研究者と人文社会系の研究者が協働することで、市民対話ワークショップ、農業関係者ワークショップ、日本科学未来館オープンラボ、サイエンスアゴラへの出展など、さまざま対話実践を行ってきました。その成果は今年度「ELSI論点モデル」や「分子ロボットライフコースモデル」などの形に結実しました。
本シンポジウムでは、こうした成果を踏まえたうえで、そもそも萌芽的科学技術の未来像を想像し、提示することはなぜ必要なのか、そうした未来像を今後より具体化するためには何を考えればよいのかといった点を議論し、分子ロボットの未来を想像することの根本的なモチベーションの在処について改めて光を当てていきます。
■ 開催日時:2023年2月24日(金)13:00〜15:00
■ 実施形態:オンライン開催
*Zoomを利用予定です。
*事後配信は予定しておりません。
■ 参加費:無料
■ 対象:どなたでも
*事前申込が必要です。2月22日(水)17:00までにお申し込みをお願いします。
■ 申込方法:ウェブフォーム(https://forms.office.com/r/FqctnQTvWi)より、お申し込みをお願いします。
*お名前、ご所属、メールアドレスなどをご記入ください。
*定員(100名程度)に達した場合、早めに締め切ることがあります。ご了承ください。
*視聴方法については、開催前日までに、メールにてご連絡させていただきます。
ご連絡が届かない場合は、お手数おかけいたしますが、問い合わせ先までご連絡ください。
■ プログラム(予定):
13:00-13:05 司会挨拶と趣旨説明
標葉 隆馬(大阪大学ELSIセンター 准教授)
13:05-13:15 分子ロボット研究者はなぜ未来について考えるのか
小宮 健(国立研究開発法人海洋研究開発機構 研究員)
13:15-13:35 分子ロボットELSI 論点モデルの構築とロードマップの展望
森下 翔(大阪大学ELSIセンター 特任研究員)
13:35-13:55 デュアルユース倫理の先へ:未来を洞察する責任をめぐって
河村 賢(大阪大学ELSIセンター 特任助教)
13:55-14:00 休憩
14:00-14:30 討論者からのコメントと登壇者からのリプライ
小長谷 明彦(東京工業大学 名誉教授/CBI研究機構先端領域ELSI研究所 所長/恵泉女学園大学 客員教授/(株)分子ロボット総合研究所 代表取締役)
岸本 充生(大阪大学ELSIセンター センター長)
14:30-15:00 質疑応答
■ 主催:トヨタ財団2019年度特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」助成題目「分子ロボットロードマップ構想に向けた分野間・国際間共同研究」(代表者:標葉隆馬)
■ 共催:分子ロボット倫理研究会、大阪大学社会技術共創研究センター(ELSIセンター)
*本シンポジウムは、JST-RISTEX「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」プロジェクト「萌芽的科学技術をめぐるRRIアセスメントの体系化と実装」(代表者:標葉隆馬)の研究開発の一環として実施します。
■ 問合せ先:大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)(担当:河村)
info[at]elsi.osaka-u.ac.jp([at]を@にかえてお送りください)