ELSI NOTE

掲載日:2022年11月4日 最終更新日:2022年11月4日

ELSI NOTE No.22

実施記録:座談会「分⼦ロボットの未来」

執筆者:見上 公一、河村 賢、齊藤 博英、豊田 太郎、野村 M. 慎一郎、松浦 和則
※本稿で報告したオンライン座談会は、JST RISTEX科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム(RInCA)「研究者の自治に基づく分子ロボット技術のRRI実践モデルの構築」研究開発プロジェクト(2021年度採択課題、代表:国立研究開発法人海洋研究開発機構 小宮健)により実施された。また座談会の実施に際しては同プログラム「萌芽的科学技術をめぐるRRIアセスメントの体系化と実装」研究開発プロジェクト(2020年度採択課題、代表:大阪大学 標葉隆馬)の協力を得た。

執筆者からのひとこと

このノートは、分子ロボティクスにおける自然科学と人文・社会科学の連携の取り組みの一つとして実施されたオンライン座談会「分子ロボットの未来」の開催記録です。分子ロボティクスは、DNA やタンパク質などの生体分子を用いて分子デバイスを構築することを目指す研究分野です。科学者自身が自らの研究分野の未来について抱いている将来像は、科学者が執筆した論文やインタビューなどからも明らかにすることはできますが、今回は複数の研究者が同じ場で考えを共有することで、互いの考えが触発され、また場合によってはそれぞれが抱くビジョンの差異が浮き彫りになることを目指して、座談会を開催しました。今後このような記録が更なる連携の可能性を拓いてくれることを期待しています。

大阪大学学術情報庫OUKA


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