本プロジェクトは、メルカリを主なフィールドとしつつ、企業が社会と向き合って制度をつくる現場を記録・分析し、公共政策に関する取組みを実践的に捉え直すアクションリサーチです。
企業内R&D組織をフィールドとしたアクションリサーチを行います。責任ある研究・イノベーション(RRI)の理念と営利企業としての合理性を両立する道筋を、研究開発倫理審査プロセスの高度化を通じて探求します。
本研究プロジェクトは、ブロックチェーン/NFTを活用した製品・サービス形成に関与する様々なステークホルダーの実践を記録そして分析することで、新規科学技術を活用した市場構築のダイナミズムを焦点化します。
STS・人類学・倫理学等の視点に基づき、量子技術の浸透した未来社会のヴィジョンを構想します。また、望ましい未来を実現するための「責任ある技術ガバナンス」のあり方について、総合的に検討します。
価格設定や取引トラブルなどの個別事象にとどまらず、デジタル社会特有の消費者の脆弱性を踏まえ、消費者保護と取引の自由を両立させるCtoCプラットフォームの新たな倫理の枠組みを提案します。